ダイニングのお気に入りの椅子
Knoll Studio ノルスタジオ サイドチェア
私は椅子がめちゃくちゃ好きです。
たぶん椅子オタクです。
良いなと思うものがたくさんありすぎて、ダイニングチェアはひとつに絞れずひとつひとつバラバラです。
ダイニングチェアって1種類に絞って家族分とかで揃えるこのが多いと思うので、なかなかそんな人いなさそうですが…。
ダイニングに限らず、色々場所を移動して使っていたりもします。
そして数年に一度のペースで椅子が増えています。
Harry Bertoia ハリー・ベルトイア がデザインしたサイドチェア。
最近、またよく見かける気がするのですが、数年前に購入しました。
ホワイトのグリッドがどの角度からみても美しいです。
チークの家具など重めのカラーの家具が多いので、軽やかな明るいカラーの椅子が欲しくなり買ったものです。
ハリー・ベルトイアってどんな人?
1915年イタリア生まれで、アメリカで活躍した彫刻家・芸術家です。
あの、チャールズ&レイ・イームズと共同で積層合板と曲げ加工の開発をしたそうです。
ミッドセンチュリーの代表作のひとつです。
もー、とにかくシルエットに萌えます(笑)オタクとしては、サイドからの曲線が好きすぎます(笑)
最近は、リプロダクトも販売されていますね。
ヴィンテージを購入してシートは赤っぽいカラーのものだったので外しています。
冬は羊毛でふかふかに、夏はこのまま使っています。
季節感が出て、羊毛もまた良いんです!
リプロダクトって何?椅子を選ぶ時のポイント
リプロダクトの家具がたくさん出回り始めたときはとても戸惑いました。
このワイヤーチェアもリプロダクトが出ているのをよく目にします。
リプロダクトってなんだろう?
なにが違うの?
って疑問だらけでした。
リプロダクトは「再生産」という意味です。
日本ではそのデザインの発表から、20年間デザインの意匠が保護されるそうです。
リプロダクトは意匠権(モノのデザインを独占的に使用できる権利のこと)が切れたデザイナーの作品を忠実に復刻したもの、と言われています。
では海外のデザイナーの版権ってどうなっているんでしょう…?
曖昧に版権が切れているから、というのは定かでない場合もありそうです。
デザイナーやそのデザイナーが亡くなった後も管理している財団などに支払うロイヤリティーが発生しないので、価格を抑えられるのだと言われています。
あのディズニーのミッキーマウスも2023年に版権が切れるそうです。来年どうなるんでしょうね…。
気になる方は、いわゆる「本物」と言われるものを購入されるのが無難でしょう。
リプロダクトはよく見ると細部が違っていたりします。
価格は魅力的に思いますが、粗悪なものも中にはあり、すぐ壊れたりという話も聞きますので気をつけたほうがよいかもしれません。
とはいえ価格が雲泥の差!!
本物を買う前に雰囲気を楽しみたいとか、長くは使わず色々インテリアを変えて楽しみたい、という方に向いていると思います。
我が家は、北欧インテリアをベースに考えているのですが、実は色々混ざっていたりもします。
イギリスの家具も好きです。ミッドセンチュリーも好きです。
無名の椅子もあったり、友人がつくってくれた椅子もあったり。
型にはめず、自由にインテリアを楽しんでいけたらいいなと思います。