メゾン・エ・オブジェ・パリ展
あのメゾン・エ・オブジェが京都に!
GW中に時間が出来たので、メゾン・エ・オブジェ・パリ展へ行ってきました。
コロナ禍で2020年1月から2期見送られた、世界最大級のインテリア見本市「メゾン・エ・オブジェ」
ミラノ サローネと並び、いつか行きたい憧れの展示会のひとつです。
再開されたものの、なかなか日本から海外に行けるような雰囲気ではなかったですよね。。。
そんな中、なんと高島屋さんで「メゾン・エ・オブジェ・パリ展」が開催されているとの情報をキャッチ!
うきうきしながら行ってきました!
京都の前は東京で開催されており、京都高島屋の展示も残念ながら現在は終了していますが次回は名古屋高島屋で開催されます!
パリの展示会が延期されたことから、今年は東京での展示会が世界で一番早く見れる機会だったようで、盛り上がっていたそう。
高島屋さんは1941年にシャルロット・ぺリアン展を行うなど、最先端のデザインを日本に紹介してきた歴史もあり、その繋がりは深いようです。
デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展
ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場
2022年8月17日(水)→8月30日(火)
入場料 一般、大学・高校生 500円(400円)、中学生以下無料
※現地のチケットブースで高島屋のカードなどを提示すると、100円引きになっていました。持っている方は、チケットを買う前に提示をお勧めします。
名作ぞろい!どれもこれも素敵すぎた!
先に東京で開催されていた展示会に行っていた知り合いの情報で、当然ながら現地と比べるとあまり規模は大きくはないけれど良かったよ、という情報を得ており短時間で見れそうだったため余裕をもって行ってきました。
入ってすぐ正面にドドンとインパクトのあるタペストリーと椅子。
デザイナーオブザイヤーを受賞したデザイナーの作品が時系列に展示されていました。
いくつか気になったデザイナーを、少しだけ。
この椅子が私はとても気になりました。セバスチャン・ヘルクナー(ドイツ)
彼は、アイエフデザインアワードや、アイコニックアワード、エルデコインターナショナルアワードなど数多くの賞を受賞しているデザイナーです。
2019年のデザイナーオブザイヤーを受賞。
ラタンの座面も、最近よく見かけるようになってきましたが元々は昔からある普遍的な素材。
このピンクベージュのカラー、すごく好みでした!
他の色んなデザイナーの作品も、素材の使い方や表現に目からウロコであちこち目移りしてしまいました。
こちらはマイケル・アナスタシアデス(イギリス)デザイナーオブザイヤー2020受賞。
大きな空間に、木をくりぬいたようなもの、籐編みの照明、レザー、ファブリックなどが優しいトーンのカラーで統一された展示。
最近の大きな流れであるサスティナブルなインテリアを意識したものでしょうか。
素朴で温かみのある展示でした。
そして、気になったデザイナーさんがもう一人。
ジュリ・リショズ(フランス) 展示のカラーリングがとても好きな感じでした。
プロダクト、家具、照明、テキスタイルなどの分野で活躍されている方で、なんと、HAYやルイス・ポールセンなどにも作品を提供しているのだとか。
後で調べてみたところ、天然のジュートとコットンで平織された、「TAPIS」というラグがHAYで販売されていました!
HAYといえば、このウイークエンドバッグも前に店舗に行ったときに売っていました。
巨大なんですがとっても可愛かったです!
コロナ禍で、情報を得るリアルな機会が圧倒的に減ってしまった今、リアルに見るドキドキ感を忘れていました。
自分でも思った以上に楽しめて、とても充実した機会になったんです。
やっぱり、直接目でみるって大事だなと改めて思いました。
ちなみに何か展示販売もあるかと少し期待していたのですが、残念ながらそれはありませんでした。
名古屋の展示もまだありますしね。。。
インテリアに興味のある方、次回の名古屋の展示にぜひ行って見てください!